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南米アンデス地方に、2千年の歴史をもつ“ケーナ”。現地ではカーニャ・タクアラと呼ばれる、日本の竹のように固くて丈夫な「竹笛」の音は、竹の文化を持つ日本人の心に染みる響きをもっています。 よく聞く『コンドルは飛んでゆく』は、ケーナで演奏され、多くの人々に愛される音色です。 |
アンデス地方の音色にぴったりマッチする“竹”が、富士竹類植物園に植栽されています。ここに御紹介するケーナは、この植物園の“竹”(ホウライ竹)の中から厳選した上で伐採し、製作した逸品です。 製作は、「J.AV」銘で、委託製管者「ケーナ工房」渋谷潤プロ(東京在住)。1本1本の竹が持つ素材の個性を生かしながら、音色を最も発揮できるように、全て手造りで、親しみの持てる仕上げとなっています。“管楽器としてのケーナ”をぜひ、ご愛用ください。 |
このケーナの音階は…
全部を解放すると、高音の「ソ」です。 ラ………1だけ開ける また、同じ指使いで、さらに高い音も出せます。 |
吹いてみよう<初めての方に>唇を細く・軽〜くとじて、静かにフーッと息を吹き込む。強くブーッと吹いては決して良い音は出ない。ケーナの角度をいろいろ変えてみながら、自分に合った音色を探りあてよう。きっとその音色はあなたを魅了するはず…。 最初は、リコーダーのように簡単ではなくても、練習を繰り返して下さい。 最近は、教本も売り出されていますから、書店や楽器店にお問い合わせを…。 |
お問い合わせは… 富士竹類植物園 〒411-0932 静岡県駿東郡長泉町南一色885 Tel. 0559-87-5498, Fax 0559-87-5413 (火曜日はお休みです) |
ひとりでも多くのケーナ愛好者が育つように願っています。天空に向かって伸びゆく「竹」のように…。
このページは、渋谷克智が個人的に作成したものです。
富士竹類植物園のケーナのお問い合わせ以外は、
shibuya@bu-denken.co.jp宛までメールで御連絡ください。